リューシスティックの特徴は?
ウーパールーパーのカラーの1つであるリューシスティックは、最も一般的で多く出回っているカラーです。
このリューシスティックが他のカラーとどう違うのかをまとめてみました。
リューシスティックとは何か
リューシスティックと言う単語は、あまり聞き慣れない言葉かもしれません。
この言葉、爬虫類や両生類などを飼っている人にとっては非常に聞き慣れたものであり、飼っている個体をよく知るためには必要な情報なのです。
ウーパールーパーにも当てはまり、リューシスティック(またはリューシ)と言えば色や個体イメージが通じるほど。
では何のことなのかと言うと、リューシスティックは“白色化した個体”を指す言葉です。
動物の中にはカラスなのに真っ白、ライオンなのに白いという特殊変化がありますが、これは“アルビノ”と呼ばれる種類であり、色素が抜けてしまった(細胞異常で色素を作れない)個体を指します。
しかしリューシスティックは色素がないのではなく、あえて表面に出さない個体なので、黒い色素を作ることができるのです。
そのため、体は白色系であっても目は黒いのが一般的であり、ウーパールーパーのリューシスティックはほぼこのパターンなのです。
リューシスティックの特徴
ではウーパールーパーのリューシスティックの特徴を見ていきましょう。
まずボディカラーですが、乳白色系の薄いピンク色をしており、目玉は黒いのが特徴です。
一般に認知されているウーパールーパーの姿がこれ。
体は模様がなく、薄いピンク1色。
頭の脇にある3本のエラは体よりも濃いピンクですが、捕食や興奮で赤くなることもあります。
成長過程で体に黒いシミのようなものがいくつも出る場合があります。
画像の個体の場合、ヒレとヒレの付け根や手の先にも黒い色素が出ていますよね。
これはメラニン色素であり、人で言うそばかすのようなもの。
手足に集中する個体もいれば、顔に集中して出る個体や全く出ない個体もいます。
個体差があるので、育てているうちに柄が入るような感じですね。
リューシスティックの相場
ではリューシスティックを購入する場合、いくらぐらいで購入できるのでしょうか?
販売価格はウーパールーパーの中でも最も安価で、700円くらいから3000円ほどです。
オーソドックスな種類であり、流通量も多いことからそこまで高くはなりません。
市場に出回る4月あたりからならペットショップでも見かけるようになります。
ウーパールーパーの中でもリューシスティックが一般的で、最もポピュラーな種類であることが分かったと思います。
柄の入り方に違いが出るので、同じ色を数匹飼育しても違いを判別するのは難しくありませんね。