体の色が変わることはあるの?
飼育していると成長に伴って体の色が変わってくる生き物もいます。
ウーパールーパーも同じように、体色を変化させることはあるのでしょうか?
リューシスティックによく見られる現象についてまとめてみました。
色の変化は起こらない
ウーパーは体の色が変わることはまずありません。
ブラックは少し黒味が濃くなるものの、他の色も濃さが若干変化する程度です。
明らかに体色が変わってしまうことはないので、幼いころの色そのままで成長していくのです。
ゴールデンが白くなったり、リューシスティックがマーブルになったりするような変化はないので、そのままの姿を楽しめる生き物ですね。
リューシは少し違う
しかし、リューシスティックには少し違った変化が見られます。
この画像は、リューシの子供の状態で、体長わずか8センチ程度のものです。
乳白色の体にピンクのヒレという、キレイなリューシですね。
リューシ以外の色の個体たちはほぼこのままで大きくなりますが、この種類だけは変化が見られます。
それがこちら。
上の画像のウーパーが1年経過した姿ですが、ヒレやヒレの付け根に黒く色が出ているのが分かります。
これはリューシスティックに見られる大きな特徴であり、メラニン色素。
人でいうところのソバカスで、出るか出ないかは個体差が激しいものになります。
画像の個体は一般的なリューシよりも少し多く出ており、爪先やしっぽにも黒い点がいくつも出ています。
つまり、リューシのみ、メラニン色素によって若干の見た目の変化が起こりやすいということになるのです。
ただし、体色がすべて黒くなってしまうほど出ることはありません。
あくまでも模様のような感じで一部に出ることがほとんどなのです。
陸化すると変色する
また、例外ですが陸化してしまった場合は体の色が変わります。
リューシは少し濃く、ブラックは黒さが増します。
正しく飼っている中でも稀なパターンなので、これ以外で体色が変わるようであれば環境の見直しを行った方がいいでしょう。
皮膚病や体調を崩している場合があるので気を付けたいですね。