隠れ家の選び方とおすすめの配置方法

ウーパールーパーを飼ううえで、できれば隠れ家も用意してあげた方が無難です。
今回はウーパールーパーにとっての隠れ家の重要性や、隠れ家の選び方などをご紹介していきます。

隠れ家って必要なの?

 隠れ家はウーパールーパーが身を隠すための物ですが、そもそも飼育に必要なのでしょうか?
実はウーパールーパーは、薄暗い場所で過ごすのが大好きな生き物。
直射日光や明るすぎる照明は好みません。

鑑賞用水槽に付属しているライトなどは人が鑑賞するには最適ですが、ウーパールーパーには苦手な光となるのです。
こういった強い光から身を隠す時には隠れ家が必要になります。

また、エアレーションを入れている場合、物によっては水流がきついこともあり、じっとしているのが好きなウーパールーパーにとってはストレスになってしまいます。
これらから身を遠ざけるためにも、隠れ家は用意してあげた方がいいでしょう。

どんなものを選べばいいの?

隠れ家を選ぶ場合、素材や大きさを考えなければなりません。
一般的に使用されている隠れ家は以下の通りです。

 ・素焼きの土管やタコツボ…オーソドックスな観賞魚用の隠れ家で、サイズもいろいろ

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・花瓶などの陶器でできたもの…デザインや色が好きに選べます

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・レンガブロックタイプ…安定感とすっきり感があります

201602300014311こういった種類がありますが、選ぶ場合のポイントは3つ。

まずは光をしっかり遮れるものを選びましょう。
次に、安定感があるもの。
特に花瓶などは,円柱型の場合安定せず転がってしまうので、しっかり底面に置けるタイプを選びます。

また、掃除がしやすいものも考慮した方がいいでしょう。
糞や食べかすを掃除しやすい形のものがベストです。
隠れ家の大きさですが、ウーパールーパーの成長は意外と早いので、大きくなっても窮屈さを感じさせないようなサイズが良いですね。

現在の大きさに合わせるのではなく、大きくなってからのことを想定してサイズを選ぶ方がいいのです。

おすすめの配置場所

 では、隠れ家の配置場所はどうしたらいいのでしょうか?
もちろん自由に置いていいのですが、今回はおすすめの配置をご紹介します。

泳ぎ回るスペースを広く取りたいなら、水槽の端に寄せて置くのが理想的。
これなら広々とした空間ができるので、ウーパールーパーも悠々自適に泳ぎ回ることができます。
エアレーションから離しておけば水流からも避けられますね。

隠れ家に頻繁にこもっているようなら、水槽の中央に置くと鑑賞しやすくなります。
隠れ家が大き目で水槽が少し小さい場合、中央に向かって斜めに配置するのもいいですよ。

DSC_0106こうすると、狭くても出入りしやすくなります。

隠れ家はデザインを重視しても問題ありません。好みの形やデザインで置いてあげるといいでしょう。
ただし、流木など先の尖った物、ガラスなどの淵には注意が必要です。

怪我をしないような素材と形を選び、しっかり身を隠せるものを置いてあげるといいですね。

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