餌の種類と選び方
ウーパールーパーに与える餌は、個体を健康に飼育するにはとても大切ですよね。
餌と言っても沢山の種類があるので、どれを与えるべきか迷ってしまうこともあります。
そこで、わかりやすく餌の種類や選び方をまとめてみました。
餌の種類
餌には以下のような種類があります。
・ブラインシュリンプ…小さな甲殻類の1種
・赤虫…一般的に冷凍やフリーズドライで販売されている釣り餌の1種
・生き餌…小型の魚の稚魚やメダカなど
・肉食魚用の餌…ナマズ用の“キャット”など (成分が同じなのでウーパールーパー用として使えます)
・ウーパールーパー専用固形フード(最もおすすめの餌です)
ウーパールーパーは基本的に、底に沈む餌や動く餌しか食べません。
そのためブラインシュリンプや赤虫、メダカなどの動くものは大好物。
また、肉食性なので鼻が利き、肉食魚用やウーパールーパー専用餌といった餌もよく食べます。
これらをメインに与えていきましょう。
どの餌を選ぶべきか
では、上で紹介した餌をどのように選ぶべきかをまとめてみます。
ウーパールーパーには成長段階があり、ベビー・子供・大人・老齢と、大きく4段階に分けられます。
この段階を見分けるには、一般的なのはサイズ。
ウーパールーパーの大きさで判別するといいでしょう。
・~5センチまで
このサイズのウーパーは生まれたての赤ちゃんです。
口が小さいので専用フードなどの大きな物は食べられません。
この時期には赤虫やブラインシュリンプをメインで与えるといいでしょう。
・~10センチまで
子供サイズになるとベビーよりも一回り大きくなり、専用フードの小サイズが食べられるようになります。
この頃にはもう赤虫は必要ありません。
専用餌、キャットなどを砕いて与えましょう。
・~15センチまで
このサイズのウーパールーパーは成長期に入っており、食欲も旺盛になります。
もともと大食漢の生き物なので、この頃には餌の食いつきもよくなるでしょう。
キャットに完全に切り替えてもいいくらいです。
人工の餌は栄養バランスに優れており、毎日大量に与えなくても大丈夫です。
また、時々おやつにメダカなどの生きた餌をあげてもいいでしょう。
・20センチ以上~
老齢になってくると、1度に沢山の餌を食べることがなくなります。
少しずつでよくなるので、栄養面では偏らないようにしたいですね。
専用フードやキャットで必要な栄養が不足しないように与えましょう。
ウーパールーパーの餌は、子供のころから通して専用餌やキャットを与える方が無難です。
専用であれば間違いありませんし、キャットなら成分が同じでも価格は割安になっています。
ベビー期の口に入るサイズを考慮する以外では、基本は専用フードでいいでしょう。
無理に昆虫や生きた魚などの自然界に近い餌を与えなくても大丈夫です。