飼育するうえでのトラブル
飼育していると、なんらかのトラブルもあります。
ウーパー飼育においても例外ではありません。
そこで、飼っているときにありがちなトラブル事例と対処法をまとめてみます。
誤飲
誤飲は、餌と間違えて違うものを飲み込んでしまったことによる事故です。
ウーパーは吸い込むようにして丸呑みするので、口に入れた瞬間に判別して吐き出すことはありません。
中でも良く誤飲しやすいのが、固形のカルキ抜き剤や砂利、酸素を出す石など。
カルキ抜き剤は溶けるので詰まることはないのですが、砂利はおなかの中で詰まって命を危険にさらすこともあります。
ウーパー飼育では砂利は敷かない、あるいは飲み込めない大きさ(ウーパーの口よりも大きい)石にしてあげましょう。
上の画像では酸素を出すタブレットが入っていますが、口に絶対入らない大きさです。
怪我
多頭飼育や危険なレイアウト材のせいで、怪我をすることもあります。
多頭飼育の場合は、仲間からかじられたことによる欠損。
指やヒレ、しっぽが最もかじられやすく、多頭飼育では手や足がなくなってしまうことが少なくありません。
再生するのでまた生えてきますが、痛々しいのでなるべく避けた方が無難です。
レイアウト材は尖っていたり割れていたり、落下しやすいということがないように気を付けましょう。
餌を食べてくれない
活きた魚や昆虫を餌として与えた場合、しばらくは人工の餌を食べないことがあります。
そんな時は無理強いせず、ウーパーのお腹がすくまで待ちましょう。
無理に餌を食べさせようと頻繁に餌を入れると、残った餌が水を汚すので何のメリットもありません。
数日から数週間絶食しても平気な生き物なので気にせず様子を見てあげるといいでしょう。
夜になると激しく泳ぐ
ウーパーは朝よりも夜の方が活発に動いています。
真夜中に水面で音を立てていたりするのですが、これは夜行性のためと思われます。
暴れている!?と思うくらい元気で、急浮上してみたりターンしてみたりと実にアクティブな動きを見せますが、単に活動時間になって元気なだけなので心配いりません。
昼間はおとなしいのでギャップに驚きますが、ウーパーはそういう生き物です。
ぐったりしている、いつもと違う行動を頻繁にしているというのでなければ問題ないでしょう。
夜中は元気だと思っておけばいいですね。