餌の与え方と与える頻度

ウーパールーパーへ餌を与えるときは、どんな与え方をしたらいいのでしょうか?今回は上手な餌の与え方や、サイズごとの与える頻度をご紹介します。

上手な餌の与え方

ウーパールーパーは、餌を噛み砕いて食べることはありません。
基本的に丸のみしかしないのです。
目の前に来たタイミングで吸い込むように食べるため、ウーパールーパーの見ていない場所に餌をやっても食べてくれません。

ではどうやって与えるのかと言うと、沈下性餌の特徴を生かして与えます。
ウーパールーパーの餌は水槽の底に沈むタイプになっており、これをウーパールーパーの目の前に落としてやることが基本。

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画像のように真上から落として沈ませればうまくいきますよ!
最初はコツがつかめないと思いますが、慣れれば上手に狙うことができます。

失敗しても、鼻の利く生き物なので探し当てて食べてくれますよ。
あまり気にせず、大体ウーパールーパーの頭上から落とすようにしてあげるといいでしょう。

気を付けたい与え方

吸い込むような食べ方をするウーパールーパーなので、水面に餌を浮かせて食べさせると空気も多く飲み込みます。
すると胃の中に空気が貯まり、水面付近に浮かぶ病気になってしまいます。
餌は必ず沈下性のものを与えましょう。

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常に底を這うように生きている生き物なので、浮きっぱなしは良くありません。
空気を飲み込まないようにしてあげるとトラブルも解消できますよ。

成長ごとの餌を与える頻度

ウーパールーパーは大食漢の生き物。
しかし、毎回お腹が膨れるまで餌を与えるのは良くありません。
自然界では、餌にありつけない日が続くこともあるため、それに耐えられるような体になっています。

そこで、成長の段階ごとに餌を与える頻度をまとめてみました。

~5センチ
ベビーのため1度に食べられる量は多くありません。
そのため日にちを空けてしまうと栄養不足になる可能性があります。
この頃は毎日与えた方がいいでしょう。

5~10センチ
ベビーよりも少し成長すると、ある程度の期間が空いても大丈夫になります。
しかし、まだまだ成長途中のため、栄養不足が心配ですよね。
そこで、1日に1回の餌やりにしましょう。

ですが、量は多くなくてかまいません。
ウーパールーパーの頭の大きさの3分の1くらいの量で充分です。

10~15センチ
完全に成長期に入ると、1回の量が多ければその分成長も早まります。
1度に食べられる量も増えるので、ある程度食べてもまだ欲しがる個体もいるほど。

この頃は、毎日与えるのか、2日ほど空けるのかを分けましょう。
毎日なら頭の大きさの半分ほど、日を空ける場合はそれより多くの量を1度に与えます。
しかし、いずれも食べ残すようなら次回の量を少なめにして様子を見ましょう。

15センチ以上
15センチを超えれば日にちが空いても問題なく育ちます。
人間でいう老齢に入っていくので、日数を空けても大丈夫。
3日ほど空けていいので、1回に与える量は頭の大きさか、それより多いくらいでかまいません。

大食いなので与えれば与えた分食べますが、与えすぎれば吐き出すこともあります。
健康的に育てるには量をコントロールしてあげた方がいいので、成長段階によって変えていきましょう。

また、上記の頻度や量はあくまでも目安なので、個体差があります。
あまり食べられない個体なら目安より少なくてもいいですね。

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