ウーパールーパーも病気になるの?

丈夫で手がかからず育てやすいウーパールーパーですが、水質の悪化などによって病気にかかることもあります。今回はウーパールーパーがかかりやすい病気3つと、その予防策を見てみましょう。

ぷかぷか病

ウーパールーパーに最も多く発生するのは、「ぷかぷか病」。
名前はチャーミングでかわいいのですが、侮ってはいけません。
どうなる症状なのかと言うと、普段沈んでいるはずのウーパーが水面近くに浮上したまま潜れなくなる病気です。

画像ではわかりにくいですが、ヒレが水面から出てしまっています。
浮いてしまっているので、グラグラしたままバランスをとるのがやっとの状態。

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こうなると水面から背中や手足が露出し、感染症にかかりやすいというデメリットも生まれます。
発症する原因は、人工餌の与えすぎによるガス(おなかの中にガスが貯まり、浮いてしまう)、または水面から空気を飲み込んだことによるものが主です。

空気を飲み込むのは水質が悪い時に見せる行動なので、水面付近から頻繁に空気を取り込んでいるなら水替えの頻度を上げましょう。
また、餌を与えすぎるのも良くありません。
適切な量を適切な頻度で与えましょう。

すぐできる対処法として、水位を下げる方法があります。
このように、地面に足がつくようにしてぎりぎりまで水位を下げるだけ。
これで1日~2日で治ることがあります。

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腹水症

腹水症はおなかの中にガスではなく水が溜まってしまい、ボールのようにぱんぱんに膨れてしまう病気です。
水質の悪化やウーパーの体調不良によって起こされ、内臓の疾患からも発症するとされています。

臓器の疾患は予防策がないのですが、水をこまめに替えるなどの手入れはできますね。
予防策としてキレイな水を保つことを心がけましょう。
発症してしまったら病院での治療が必要です。

ミズカビ

ウーパーの命を危険にさらす恐ろしい病気の1つは、ミズカビ。

発症から時間が経てばたつほど悪化していくので、日頃からよく観察することが必要です。
発症した場合、体の突端部分など(ヒレや手足の先)に白く濁ったほこりのようなものが付きます。

これがミズカビ。
見つけたまま放置しても良くなることはなく、むしろ悪化して広がっていくので放置しないようにしましょう。
発症する大きな原因は水質悪化。

糞や食べかすを掃除せずに放置すると水質は極端に悪くなります。
こうならないよう、いつも清潔でキレイな水をキープしておきたいですね。
万が一発症した場合は病院での投薬や、水槽の水に0.1パーセント程度の塩を入れる塩浴が必要です。

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