どうやって眠るの?
ウーパールーパーには瞼がありません。
金魚などの魚と一緒で瞬きを行わないので、いつ眠っているのかが分かりにくいのです。
いつ、どうやって眠っているのでしょうか?
じつは夜行性!夜は寝ない
ウーパールーパーは夜行性で、日中よりも夜間の方が活発に動き回ります。
昼間はじっとしていることが多くても夜になればスイスイ泳ぎだすこともあるので、感覚で時間をわかっているのかもしれませんね。
こちらが夜間の姿。
華麗にターンを決めた瞬間ですが、元気で躍動感がありすぎるのでぶれてしまうほど活発です。
飼い主が電気を消して眠っている時間帯、ウーパーも一緒に寝ているのかと思えばじつは真逆。
真っ暗になった時こそ元気で活動時間となるのです。
つまり、昼間の明るい時間帯に寝ているということになりますね。
どうやって眠るのか観察してみた
ウーパールーパーを1日かけて観察してみると、圧倒的に昼間の方が動きがスローです。
夕方から徐々に活発になり始め、夜になればはしゃいでいるようにスイスイ泳ぎだしたりしていました。
しかし、数時間にわたってじっとしていることはありません。
数時間単位でまとまった睡眠をとっているわけではなさそうです。
比較的他の個体よりも活発な性格なので、ちょっと動かなくなった時にじっくり見てみると、、、どうやらこの瞬間が寝ているようでした。
その姿がこちら。
はっきり言って普段の姿と変わりありませんね。
少し口元が開き気味ですが、それ以外に起きているときとの差がないのです。
普段はリビングに人の気配を感じる限り水槽内をぐるぐる回っているのですが、寝ているときはじっとしているようです。
瞼がないので目を閉じることもなければ、その他に特に変化もありません。
パッと見ではわからないレベルでの睡眠をしているようです。
起きるまでも早い
寝ているのでここぞとばかりに寝顔を撮影していましたが、気配を感じるとすぐに起きてしまうようでまた動き出しました。
ほんの数分ですが、このじっとしている時間を睡眠と仮定すると、1日におよそ3分の1くらいは寝ているようです。
野生下では寝ているように見えないことが天敵から身を守る術なのかもしれません。